-歴史・見どころ-
哲学の道とは、東山山麓の若王子橋から
銀閣寺橋までの約2kmにわたる疎水べりの小道のことで、
『日本の道百選』にも選ばれる散歩道です。
近代を代表する哲学者の西田幾多郎が
この道を好んで散策したことから、
いつ誰が言うともなく『哲学の道』と
呼ばれるようになりました。
『人は人、吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾行くなり』と、
道の途中には彼の言葉を刻んだ碑も建っています。
春、桜の名所として知られており、
疎水に沿うように桜が咲き並び、
見事な桜のトンネルができます。
また、カエデも何本か点在しており、春は桜、秋には紅葉と、
四季を通じて道行く人の眼を楽しませてくれます。
見頃は、満開の桜の下を歩ける春です。