平安貴族の衣装を身にまとい、総勢５００余名、
牛馬４０頭、牛車２台、輿１台で美しい古典行列を繰り広げる。
京都御所の建礼門前を出発し下鴨神社を経て、上賀茂神社までの
約８ｋｍを練り歩く姿は時代絵巻そのもの。
上・下両社では神馬の引き回しや舞人による「あずまあそびの舞」も
奉納される。見物には賀茂川堤か下鴨神社内が良い。
ゆっくりと楽しむには
京都御苑と下鴨神社参道に設けられる有料観覧席を
事前に予約した方が良い。
７月１日から３１日にかけて、１ヵ月に渡り繰り広げられ、
日本の三大祭の一つにもあげられる。
この祭りのハイライトは何といっても７月１７日に繰り広げられる
山鉾巡行。
西陣織などで豪華に飾られた３２基もの山鉾が町中を巡る姿は
壮観のひとこと。
四条河原町と河原町御池では巨大な鉾が９０度転回する辻回しを
みることができる。
１４日から１６日の宵山は四条通を中心に身動きできないほどの人出となる。
各山鉾のちまきや縁起物を購入することもできる。
ゆっくり楽しむには
混雑を避けて楽しみたい時は、
御池通に設けられた全席指定の有料観覧席を
事前に予約した方が良い。
約２０００人、約２ｋｍにわたる時代風俗行列が京の歴史を
表している。
明治維新から順に古い時代にさかのぼり、
江戸時代、延暦時代に至るという順で編成される行列を
ひと目見ようと国内外から多くの参観者が訪れる。
正午すぎに京都御所を出発する行列は、１４時３０分頃に
平安神宮に到着する。
ゆっくり楽しむには
御所と平安神宮以外の沿道は比較的混雑が少ない。
座って見物したいなら有料観覧席を予約した方が良い。
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